The Fellowship: BREAK THE WALL
ワールドツアーがついに日本にやってきた。
コンサートの演出やパフォーマンス、VCRは唯一無二で魅力的だ。
きっとDiary読んだり考察好きなファンたちはもう気づいていると思うが、もしあまりそこに興味を持っていなかった方がいればぜひ、知ってみてほしい。
大前提として2つの世界(次元)が登場する
・A次元(時空間)
・Z次元(時空間)
☆クローマー⏳
砂時計の形をしたもの。各次元に1つずつ存在。回すと次元を行き来できる。
【A次元】
○登場人物の背景
ホンジュン 家族が散り散りになった。存在がないかのように忘れ去られたくない。
ソンファ 名前も知らない彼女の余韻だけを追いかけている。自由への執念。
ユノ 交通事故で亡くなった兄の音楽の夢を追う。
ヨサン 親の敷いたまっすぐのレールの上を毎日走っている。まるで鳥籠の中の鳥のようだ。
サン 転校続きで心を開けない。
ミンギ 貧しい生活に荒れる心、夢など持てなかった。
ウヨン ダンスには自信があるのに視線を感じると身体が動かなくなる。
ジョンホ 人生の全てだったバスケを怪我で断念、ゆらゆらと漂いながらただ流れていく時間。
☆倉庫
寂しさを抱えた彼らが集い歌ったり踊ったりしていた場所。お互いを家族のように思っていた時間だった。ある日ここから⏳を回して異世界に迷い込んでしまう
※Diary filmより
【Z次元】
○背景
中央政府が理想郷(Utopia)を作るために、世の中をコントロールしようとしていた。重要な要素として人間の感情を制御するため芸術を禁止したことで感情や自由意志が薄れていった。
○Black Fedora 🎩
各地でパフォーマンスをし、人々の感情を刺激していった。中央政府の政策に反するため指名手配されるが⏳を所持し逃げ回っていた。次元の違うATEEZと同じ顔をしている。黒い帽子にスーツとマスクを着用。
○Black Pirates
BlackFedoraに刺激され、中央政府に対抗するようになった人々で構成された組織。
○アンドロイドガーディアン💂♀️
中央政府がAIを用いて開発した白装束の巨人。Black Fedoraを追っている。
※Answer MVより
☆Strictland 🏝️
アンドロイドガーディアンのアジトがある島。元々観光地だったらしい。中央に美術館がある。
※SayMyName MVより
☆地下アジト🔦
ateezとBlack Piratesとレフトアイたちがすみかとするアジト。機械がたくさん。
※guerrilla MVより
☆ビラ
人々の目を覚ますために世界の異常性を訴えるビラが街に撒かれる
※guerrilla MVより
Black Fedoraを探すポスターが張り出されることもある
<ストーリー>
Black Fedoraがアンドロイドガーディアンに捕えられてしまう。⏳を手にしたATEEZはZ次元の世界に迷い込み、紆余曲折を経て、捕えられたBlack Fedoraの代わりを担って人々の目を覚まそう(Open your eyes)とパフォーマンスを行っていく。
裏話
よく出てくる○の中にAが配されたマーク。これはアナキズムの象徴のマークで、アナキズムとは国家や政府による統治を否定的に捉え、個人の自由が重視される世界を理想とする思想のこと。
※この現実世界に存在する思想です
※取り扱いは十分に注意しましょう
まだまだお話の内容はたくさんありますが、まずこの辺を押さえられると、また見え方が変わってくるのではないでしょうか。。。
ateez、幕張でパフォーマンスしてくれて、ありがとう。
[23.4.28更新]
今日からアンコン(アンコールではなくアンカー⚓️)です。またコンサートしてくれてありがとう🫶
ワールドツアーを回って、ヨーロッパまで回って、世界中で旗を振ってきたateezの姿はまるで世界観の中のその"ATEEZ"さながらですね。
"BREAK THE WALL" tour、その意味を考えながら見ると彼らの全力のパフォーマンスの意味するところをさらに感じられるのではないでしょうか。
きっと次のデカカムバに向けた伏線が散りばめられているかもしれません。こわ!
楽しみだ〜🔥